ミクシーで友達が面白いといっていたので気になって、図書館で借りてみた。
表紙はお堅い感じなので、友達のところで紹介されていなければ、手に取ることもなかったかなと思う。
「性格はいつでも変えられる」という大きな副題には正直あんまり興味がなかったけれど、「性格は変わりやすいものなのに、人は自分の性格を変えない努力をいつもしている」「苦しい現状は自分が選び取ったもの」自分の過去とか周りの環境が自分を苦しめてるんじゃなくて、現在の自分の行動が間違っているからという内容に目から鱗でした。
ややもすれば「悪いのは自分」という耳の痛い話から、ずーんと落ち込みそうな内容だけれど、「それは駄目だから止めろ」でなく「それは駄目だからかわりにこうしてみたら」というスタンスなので落ち着いて読み進められた。
言ってしまえば当たり前の話だろうけれど、その当たり前に気がつくことが難しいんだ。