木 (新潮文庫)

木 (新潮文庫)

母の本棚より借りたものです。木や植物に関するエッセイでした。割と薄くてすぐ読めてしまうかと思ったら私にしては時間がかかりました。文章がしっかりしていて内容も興味深かったのですが、どうも私の感覚との相違があって、少し馴染めなかったのも事実です。(火山や土砂崩れの、自然の破壊力が私は好きなのですが、木のほうを愛している筆者はその破壊力を嘆いていた所とか、少し全体的に悲観的かなと思ったのです。)