映画デイ・ウォッチが見たいです。
でも公開は東京か大阪あたりでしかしていないみたいです。
せめて名古屋に来て欲しいなあ。
…どっちかに行こうかな。

昼間上司の人に何の本を読むのかということを聞かれて、その人は実用書の類を非常にたくさん持っている人なので、そして漫画やら小説をあまりよく思っていない(多分)人なので、間違いを起こさないように話さなくては、とまるで面接のようだと思いました。向こうは多分ただの雑談だったと思うのですが。
この間の好きな歌手を家族に知られるのが嫌だという感情に似ています。
好きなものを否定されたくない気持ちが大きいのでしどろもどろになってしまう。
とりあえず仕事では相手の望む姿をとりたいと思うので、怪談本やら漫画やらは話に出さないで、エッセイが好きだという話をしておきました。大丈夫だろうかと探りを入れながらの会話はちょっと不自然な気がしました。話を振られた瞬間から、間違いを起こしてはいけないという防衛状態だったので若干無愛想でした。
上司が嫌いというわけでもないのですが(かと言って好きでもない)、見ているものがあまりにも違いすぎるなあと時々思います。それは私が指示に従うだけの一種気楽な従業員で、もし今のところが駄目になっても他へいける立場なのですが、その人は経営者で、家族を支えなくてはいけない立場なので、仕事にかける気持ちの違いでもあると思います。
娯楽本を読んでいると正直に言ったら、そんなものを読む時間が合ったら仕事関係のものを、と言われてしまうんだろうなと予想できるし、相手を失望させたくないというか、努力が足りないと言われるという、面倒なことを避けたいと思うのです。
最近怒りが持続しないと以前言っていましたが、根気が続かないのではなく、極力面倒ごとや他人に向き合うことを避けたいだけなのかもしれません。
本当は未熟なので、休みのときも資料なんかを読んでいろいろ勉強すべきなのでしょうが、結局私にとって仕事はアイデンティテイのより所ではなく、お金を稼ぐ為の手段なのです。「仕事をしたなって思って死にたい」という某働き漫画の言葉に馴染めなかったのはそこなんだと最近分かりました。ただの臆病者の感じもしますが。

自分の内面に近づいていく物語や歌は、それが否定されると間接的に私が否定されるので、何よりそれが怖いと思います。自分より上の立場の人にそれをされるときついな。その人に好かれたいと自分が思っているなら何を言われてもいいのだけれど、そうでない人に言われるのは怖いなあ。

何やら長いこと書いてみたものの、今日のもやもやを考えてみるに、お前は駄目だと言われたくないだけの気がします。(以前にも同じようなことを言った気がしてきました)世間の人には仕事用の私のみ見て欲しい。仕事では明るくて気遣いのできる働き者の人間を目指しているので、身勝手で、面倒くさがりで、オカルトが大好きで、漫画が好きで、情念系の歌が好きで、引きこもってはこそこそと詩を書いたり、製本したり、妄想したり、カップルに嫉妬して毒づいたりしている暗い私には構わないで欲しいと思います。そう思うと、そういう適当な自分と友達でいてくれる人は改めて貴重だなと思います。ありがとう。

ちょうど話しかけられたとき、調べ物途中で気が散ってイラっとしたのでもやもや残ったのかもしれません。うだだ書いていたら、たかが本一冊の話題で大げさな、と自分に思いました。おわり。(眠くて落としどころが分からなくなりました)

最近はエッセイばかり〜と言っていたけれど、本当は怪談本ばかり。保身の為の嘘はすぐ出る。でも内容を聞かれてしどろもどろになったのでつめが甘かったです。
でも元来読んだ本の内容を聞かれると面白かったしか言えない。あらすじを聞かれてもどこまで話せばいいのか分からないので困ります。
読書感想文が嫌いでした。感想を書くために読んでいるわけじゃないと思っていたし思っています。

いらない緊張を強いられるので倉庫よりも中がいいな。