午前中は母と図書館へ行きました。
今日は図書館のお祭りで、除籍になった本が無料で貰えるコーナーがあるというので、それを楽しみに見に行きました。
お祭りは昨日からだったそうで、いい本はもうないかも、のことでしたが、胡散臭い怪談本二冊と、書架に並ばなかったのか、カバーも図書館の判子も押されていない、海外ミステリー5冊が手に入ったので、ほくほくでした。
父によると、昨日は会場にものすごい人がいて、整理券を巡って大混乱していたようなので、種類は少なくなっていたけれど、ちらほらとしか人がいない今日でよかったなあと思いました。

夜、下世話な調べ物をしているときに、よしもとばななさんの日記を一部読みました。その中に「高級レストランに行ったけれど、店員さんの対応が体裁だけで、心がなかった」という箇所があって、深く同意しました。
最近、通勤路にあるお店(主にパン屋さん)をちょこちょこ開拓しているのですが、お店って結局は「人」なんだなあと思うのです。最近行くようになった二軒のパン屋さんなのですが、仮にAとBとすると、Aのパン屋さんは、Bよりも断然おいしいです。どのパンもはずれが無くて、駐車場も止めやすい所なのですが、人気がありすぎていつもたくさんのお客さんが来ているので、店員さんがなんだか激務で疲れている感じがします。(なんといっても、従業員募集に書かれている「根性の無い方お断り」の文字がとても怖い…。)Bの方は、古いところで、種類もあんまりなくて、イマイチかな、と思うのもあります。だけど、店員さんがふわっとしたあったかい雰囲気の方なので、ああ寄りたいな、と思うのはBのほうなのです。
そう思うと、これって自分の勤務態度も反省しなくては、と思いました。知っていることと、出来ることは違う、と教わってきたのですが、なかなか「出来る」のは難しい。
よしもとさんの小説は読めない部類に入るのですが、エッセイ(日記をまとめたものでも)があったら読んでみたいなと思います。