私を束ねないで。
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/08/28
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映画はとても楽しみ。
そのほかは、「エコール」という映画の特集にどきどきする。でも今の関心は、少女よりも乙女の方。私が失った世界を見にいけるかは未知。この映画のことに関して、どなたかの感想でアジア系の少女が出てくると背徳感が増すとあったけれど、それはたぶん、白人よりも自分や肉親に近いので同化しやすいせいではないかと思います。少女という記号とかお人形といった、観賞用として見れなくなるせいかとも思います。
あとはいろんなページで見かけたA、Kといったモデルさんがどうしてもかわいいと思えなかった。というか私の中では、やはり外国人モデルさんはお人形で、日本人はみな、やっかみと嫉妬の対象になるのだなと思う。ファッション雑誌が苦手なのは負けを見せ付けられるかなと思う。かわいいものは好きだけれど、こういう弊害が紙面にあるので、毎回全部は読み込まなかったりします。
タイトルは新川和江という詩人の作品から。中学校の国語の教科書に載っていて知りました。
相変わらず文化系乙女とかガーリーとかカテゴライズする言葉に抵抗を覚えます。
分類されることやモデルたちへの嫉妬云々から考えていくと、私は勝ちたいとか誰かを負かしたいというところから離れなれないのかと思う。そういう感情が沸いてきたときにそれをバネに、そういう瑣末を気にしなくてもすむような努力をすればいいということはいい加減分かってきたのだけれど。ああ。