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- 作者: とりのなん子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03/23
- メディア: コミック
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結果、大当たり。
大雪師走さんの「ハムスターの研究レポート」や五十嵐大介さんの「リトル・フォレスト」に通じるものがあると思います。
四コマが面白くて、四コマ以外の話(短編)もとてもいい。感想を巡っていたら誰かが、作者さんは詩人だといっていたけれど、本当にそうと思う。蝉の鳴き声で空がいっぱいにいなる話が一番好き。ハンパなエコへの冷静な目線が嫌味でないのも楽しく読める点です。(そう思うのは作者さんの考えと私の考えが同じだからかもしれないけれど)
これでまた楽しみな本が増えました。嬉しい。
- 作者: 浦沢直樹,手塚治虫,長崎尚志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/03/30
- メディア: コミック
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アドルフ・ハースがゲジヒトを殺そうとするのは八つ当たりだと思う。相手がロボットという自分より強い存在だから倒してもいい、というか、犯罪者の兄が殺されたという恨みが全てというよりも、生活無いの不満をそうごまかして、八つ当たりできる「強い」存在にそれをぶつけているだけの気がする。
「ボラー」としか言えない少年は改造されちゃったんだろうか。人間が滅んだ後は草木が繁栄するだろうけれど、そこは楽園じゃなくて種の保存と発展をかけた戦場になると思うけれど。そう思うと争いの無い世界ってどこにも無いなあと思う。(花畑やらグレートバリアリーフを楽園と思うのは花とか魚の生存競争から外れた人の主観だと思う。)
なにやらいろいろ思い出したり、考えたり、考えが脱線したりしたけれど、平たく言うと感想は、面白かった!の一言です。
解説のN氏よりも、大学のオサム先生の話が聞きたいなあと思いました。四年で講義が取れなかったのが悔やまれる。