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- 作者: 五十嵐大介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/08/23
- メディア: コミック
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ちなみにP42−43の木の芽が「うりゃー」と伸びる絵がお気に入りです。なんだか愛しい。これは絵ならではの力かと思う。(たまにサイエンス系の番組で植物が伸びる様子の早回しを見るけれど、そのあまりの力強さに圧倒されてしまうのですごいとしか思えないのです。でも好きなことには変わりが無いのですが。)
そういえば、帯の後ろに確か一巻から引用された「私の身体が感じたことなら信じられる」という言葉がのっていたけれど、何もかも結局はそうだと思った。この間の友達と夕食を食べたときに恋愛がどうとかいう話になって、私は下級生の言っていた「三日もメールがないからもう私たち終わりかも」という心境が理解できないと言ったけれど、正しくそれは私がそういう体験をしていないからということで理解できた。料理だってどうやって作ったらいいのかわからないというのは一度もやっていないからそう思うだけなのだと思う。
リトル・フォレストはこの巻で完結なのがなんとも残念。次の新作は「魔女」の話かなと思いつつ、期待して待っています。(このリトル・フォレストは他の作品に比べたら実際の生活を元にしている為か、少し辛口かなと思います。でも他の作品含めとてもお勧めです。)