友達のもっこさんと某作家さんのサイン会へ難波まで行きました。

私は生で作家さんを見て見たいという不純な動機でついていきました。
現地でふーちゃんと落ち合ってからは作家さんを、というより来てる人を見ていたのですが、いろんなタイプの人がいました。
サインを貰った後嬉し泣きをしてる10代と思しきの女の子がいたのですが、自己を振り返ってみるに、会うだけで嬉しくて泣いてしまうような人が最近思い当たらないので、落ち着いてきたというよりは、感性が錆付いて来たのかなと思って、その子が少し羨ましかったです。

それからアメリカ村付近に寄ったとき、ヴィレッジ・ヴァンガード梶井基次郎の短編集「檸檬」を買いました。前からこの人の作品を読んでみたかったので、読むのが楽しみです。多分、お風呂の待ち時間にちょこちょこ読むと思います。
あとは諸星大二郎さんの本も欲しかったのだけれど、文庫で集めているので我慢しました。

それで梅田まで戻ってきた後、ふみちゃんと合流した後、お茶をして、教会をモチーフにしたレストランで夕ご飯を食べました。私はまたよくわからないものに挑戦しようと思って海鮮パエリアを頼んでみました。香草らしきものが効いたお寿司とは違ったすっぱさのあるご飯でした。昔家で母がそれらしきものを作ってくれたのですが、失敗してひどく不味かった記憶があったのですが、もしかしたらあれは失敗したんじゃなくてちゃんと成功したものだったかもしれないと食べながらしみじみ思っていました。味に慣れた最後の一口が一番美味しかったなと思います。(ちなみにお茶と夕ご飯はふーちゃんにご馳走になってしまいました。)

ケーキを食べたりわらび粉の入ったわらびもちを食べたり、グァバジュースを飲んだり、思い返すと胃にとっても忙しい一日でした。

今まで出かけたことのないメンバーだったのですが、とっても楽しかったです。



帰って来て株分けしたカスピ海ヨーグルトを出しっぱなしで出かけたことに気が付いてちょっと慌てました。見たところカビの発生とか腐ってる様子はないのでそっと冷蔵庫に閉まっておきました。無事でありますように。(さっきいつもみたいに食べてしまったけど…)



本の処分を最近続けてしていて、真に処分対象なのは実家に置いてきた分だってことを思いました。夏休み帰ったら一気に売ってしまおう。


ごはんを食べながらぼんやり思っていたのだけれど、最近の心境の変化は何が引き金なんだろう。部屋の家具の配置換えをやたらして、明るくて広くなるように考えてみたり、ドアの前に貼っていた絵を、暗いものから(そんなに明るくは無いけれど、前と比べれば)可愛いものに変えてみたり、そうこうしている内に、自分がどんどん「そこ」から遠ざかって行く気がしている。これが無理矢理というよりは、「こっち」の楽しさに気が付いたというか、どこまで変われるんだろうというような興味で走って行ってる気がするのです。

人間が昆虫みたいに幼体→蛹→成体って目に見える変化をしてるならもっとこの感覚は判りやすいのかなと思う。

あ、そういえばt.A.T.u.の次のアルバムは十月十七日だそうで今から楽しみです。ロシア語版と英語版と両方出るのかは分らないけど、両方で歌って欲しいなー。

名古屋博、終わっちゃったみたいです。しゃちほこ触りに行けばよかったな。ちょっと残念。