この庭に―黒いミンクの話

この庭に―黒いミンクの話

小さいミケルが大きいミケルに会う話。ミケルは「誠実な詐欺師」のカトリに似ていると思う。
自分を救えるのは自分しかしないのだと、そんな風に読んだ。

この本の他にちょっと前から気になっていた「倒立する塔の殺人」を買いました。
表紙の絵がネットで見るのと少し印象が違ったけれど、幻想と現実が交錯する話のようでとても楽しみ。