久しぶりに夢を見たので記。

私は大きな鏡の前で舞台に立つ為に大急ぎでバレエの振りを覚えている。
教えてくれているのは小学校のときの友達のチサちゃん。私が舞台に出るのは急に決まったことのようで、彼女は「いきなりでごめんね」と謝りながら教えてくれている。
全身が写る大きな鏡には自分とチサちゃんが写っている。よく印象に残っているのは彼女の姿だった。
舞台の上で、鏡越しに客席が見えていたと思う。(暗かったと思う)

幕が開くと、さっき教えてもらった振りを頭の中でなぞりながら私は踊った。
曲は流れていなかったような、覚えていないような感じ。ただ、振りの順番を思い返していたことと、自分の腕の印象が強い。
舞台の終盤に差し掛かったとき、同じ舞台で踊っていた左側のグループの辺りが騒がしくなった。
自分の振り付けはうろ覚えで、何度か間違えたがそのまま踊っていた。
舞台が終わり、舞台の後ろにある練習場兼控え室へ行くと、左のグループと私のいた右のグループは分かれて集まっていた。右のグループは左のグループが勝手に振りを変えたことを怒っていた。
どうやら両方のリーダーは仲が悪いようで、相談もなしに振りを変えていたらしい。終盤騒がしかったのは、左のグループに近いところにいたメンバーが動揺したせいだったようだ。
私はそのことを怒っているメンバーを眺めつつ、客席の向こうがうす雲のかかったお天気だったことを思い返していた。

夢の中でいろいろ考えることは珍しいので印象的な夢でした。
夢の中の風景は、真夜中のような暗いものが多いので、曇っていたとはいえ、青空だったのも珍しいです。