久しぶりに嘘をつきました。
久しぶりになったのは、普段本音で暮らしているからというわけではなくて、だた何にも考えていないだけなのです。

しばらくこのことを考えていて、私が本当に苦しかったのは、嘘をついたことではなくて、相手への感情を変えなくてはいけないことだったと思い当たりました。感情を取り違えてしまうと、そこから抜け出すののが難しくなるなと思いました。感情がきちんと掴めなかったのは、見たくない結果だからごまかしていたからです。

自分を通すと周囲に軋轢が生まれて、周囲に合わせたら自分がなくなるのは今まで何度も失敗して分かっているはずなのだけれど、それと気が付くのはまだ渦中に飲まれてしまってからなのです。
最終的に私は自分を取るのだけれど、頭の中では強気でいられても、実際は思い描いた通り勇ましく行動することが出来ないので情けないな。